ジェヴォーダンの獣

ジェヴォーダンの獣
「ジェヴォーダンの獣」は、18世紀フランスの現在のロゼール県に出没した大型のオオカミのようなUMA。

ジェヴォーダンの獣の特徴
牛と同じくらいの大きさのオオカミに似た生物であり、尻尾はライオンに似ている。真っ直ぐ小さな耳、巨大な犬歯、グレイハウンド犬のような頭部、全身赤い毛で覆われ、背中には黒い縞模様があったとされています。

「ジェヴォーダンの獣」は映画化にもされ、伝説のように語り継がれていますが、詳しい正体は解明されていません。しかし、討伐隊などによる記録が残されており、退治に成功した人物も存在しているようです。

ルイ15世がフランスの王位についていた時代にその目撃や被害が発生しており、1764年、ロゼール県のコミューンから来た女性が、オオカミに似た動物が自分に向かって真っ直ぐに走ってくるのを目撃。しかし、農場の雄牛らによって追い払われた、というのが最初の襲撃となります。

一か月ほどして、公式に確認された初めての犠牲者が、ランゴーニュから近いレ・ウバックの村近くで殺されているのを発見されています。

この獣は人間を標的としているようで(農場での被害では、家畜がいるのにもかかわらず人間が被害にあっているようです)、特に女性・子供が多くの被害にあっています。確認されている被害は、198回の襲撃、死者88人、負傷者36人であると言われています。

さらに、この獣の狩りは特徴的であり、現存の肉食動物なら喉元や腕などに噛みつき、行動を封じたり、急所を狙った狩りをしますが、ジェヴォーダンの獣は頭部を狙っていたようです。発見された被害者は頭部を破壊されていたと語り継がれています。

これらの被害が発生する中、この獣に退治する動きもあり、フランソワ・アントワーヌやジャン・シャストルが退治したことで、称号や報酬を得たとされています。

ジャン・シャストルに至っては、1767年に襲撃を止めたことでそれ以降の目撃・被害は報告されていません。

その正体は謎であり、オオカミ、ハイブリッドウルフなどの見間違え説、さらに、魔物説などが挙げられていたようです。

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